教皇ベネディクト16世は、22日、教皇庁諸機関の代表者らと降誕祭前の挨拶を交換された。
この席で教皇は過ぎた1年を振り返る中で、特に今年行われた、ポーランド、スペイン(バレンシア)、ドイツ(バイエルン)、トルコの4つの司牧訪問旅行のそれぞれ忘れがたい体験に、信仰の喜びの再発見、家族・結婚、神と現代社会、エキュメニズムと諸宗教との対話といった重要テーマを改めて見出された。
そして、戦争の恐怖が深い影を落とし、平和の追求が急務とされる今日、神に心を開き、憎しみやエゴイズムを内側から克服し、新しい人間となることが必要であると話された。
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