主の公現:
教皇「キリストの光を
現代のすべての人々に」
(2007.1.6)

 

 教皇ベネディクト16世は、主の公現の大祝日を迎えた6日午前、バチカンの聖ペトロ大聖堂でミサを捧げられた。

 「主の公現」とは、主、神の御子イエス・キリストが公に人々の前に姿を現されたことを意味し、異邦人である東方三博士の訪問に代表されるように、イエスを通して神の栄光がすべての人々に現れたことを記念する。

 教皇はミサの説教で、現代の世界における東方三博士とは誰でしょうか、彼らの「旅」、そして私たちの「旅」は今どのような時点にあるのでしょうかと問われ、現代の人類に世の光であるキリストを告げるという熱い願いのうちに行なわれた第2バチカン公会議は、その公文書で現代の世界における東方三博士を象徴する政治家、学者、諸宗教の指導者らに直接・間接にいくつかのメッセージを向けていることを指摘された。

 教皇はこの主の公現の日に、イエスを礼拝する東方三博士の場面を観想しながら、イエスを人々に示す聖母マリアの中に、イエスと一致し世にイエスを知らせるという教会の使命を反映として見出すよう信者らに招かれると共に、東方三博士たちの姿が、現代の「博士」らにキリストに心を開きその研究・仕事を贈り物として差し出す招きとなるよう願われた。

 そして、キリストの光を恐れず、その光に導かれ、キリストの愛に包まれることで平和の道を見出すことができるでしょうと、現代のすべての人々に呼びかけられた。

 また、同日正午にアンジェラスの祈りの集いを持たれた教皇は、「キリストの公現は、教会の公現」でもあると述べ、教会の普遍の召命と使命を世に表すことの大切さを強調された。

 教皇は、ユリウス暦で翌日クリスマスを祝う東方教会の信者らに挨拶をおくられると共に、この日が「児童宣教の日」であることを紹介され、「子どもたちは子どもたちを助ける」をモットーに教皇庁児童福祉会の事業に協力し恵まれない同世代の子どもたちを支援する児童たちに励ましの言葉をおくられた。

 

vatican radio

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