教皇ベネディクト16世は、11日、イタリア・ラツィオ州、ローマ市、ローマ県の行政関係者らと年頭の挨拶を交換された。
バチカンと地理的・歴史的に特にゆかりの深いこれらの行政区関係者と教皇の出会いは新年の恒例行事となっている。
知事や市長はじめ地方議会関係者らへの挨拶で、教皇は今月始めにローマ教区カリタス運営の食堂をローマ市内に訪問されたことを思い起こされながら、これからも地元行政と教会の協力のもと、経済的・社会的困難にある人々への連帯の輪を広げていくことを希望された。
また、教皇はいのちと家庭の保護、青少年の教育においても相互の協力を呼びかけられた。
![]() |
|||
|