教皇、エキュメニズムは
「共に祈りつつ歩む道」
(2007.1.24)

 

 教皇ベネディクト16世は、バチカンで24日、水曜恒例の一般謁見を行なわれた。

 謁見中の講話で、教皇は翌25日終了するキリスト教一致祈祷週間を先週に続いて再びテーマとして取り上げられた。

 教皇は、今年の祈祷週間のテーマ「耳の聞こえない人を聞こえるようにし、口の利けない人を話せるようにしてくださる」(マルコ 7, 31-37)という、イエスの奇跡に対する人々の賛嘆の言葉を取り上げながら、第2バチカン公会議後40年間に大きな発展を遂げたキリスト教一致への取り組みを前にこの同じ言葉を繰り返したいと述べられた。

 キリスト教一致の歩みの中で、祈りは共通の義務であると教皇は強調され、共に祈れば祈るほど、キリスト者は互いが兄弟だと知り、主に耳を傾けることを学ぶことで一致のための道を見出すことができると話された。

 「エキュメニズムとは、すべての悔悛の道と同様に、ゆっくりとした上り坂ではあるが、最初の苦しさを越えた後で、喜びの空間が広がり、時々完全な一致という澄んだ空気を胸いっぱいに呼吸することができる」と教皇は表現され、トルコ司牧訪問時のバルトロメオ1世総主教との出会いをはじめ、最近のエキュメニカルな出会いの数々を、一致へのゆっくりとしつつも大切な歩みを勇気づけてくれるものとして、感謝と感銘をもって思い起こされた。

 そして教皇は、共に祈り働きながら一致への努力を続け、神が望まれるときその完全な一致が与えられるという信頼のもとに、主に導かれて信仰と希望と愛の道を歩んでいこうと呼びかけられた。

 

 

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