教皇ベネディクト16世は、19日、ローマの大聖堂の聴罪司祭らとお会いになった。
復活祭前の準備期間、祈りと回心と償いの時である四旬節を間近に行なわれたこの謁見には、教皇直属のローマ4大バシリカ、聖ペトロ大聖堂、ラテランの聖ヨハネ大聖堂、城壁外の聖パウロ大聖堂、そして聖マリア大聖堂の聴罪司祭たちが集った。
教皇はこの席で、宗教・社会上の様々な挑戦を受ける現代において、ゆるしの秘跡の価値を再発見することの大切さを強調された。
聴罪司祭は神の慈しみの恵みとしての人間の精神的再生を仲介する重要な役割であると述べた教皇は、そのためにはまず自分自身が神の救いのメッセージを確信し、それに基づき自己を深く改革する必要があると説かれた。
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