灰の水曜日:
教皇、聖サビーナ教会で宗教行事
回心を呼びかけ
(2007.2.22)

 

 教皇ベネディクト16世は、21日夕、ローマ市内の聖サビーナ教会で「灰の水曜日」の宗教行事をとり行なわれた。

 復活祭前の祈りと償いの期間「四旬節」の始まりを告げる「灰の水曜日」、教会では死と悔いあらための象徴である灰を、額や頭にいただく「灰の式」が行なわれる。

 聖サビーナ教会は、ローマの7つの丘の一つ、アベンティーノにそびえる起源を5世紀とする教会で、歴史の中で多くの改築を経ながらも、初期キリスト教の建築様式を今日によく伝えている。教皇が灰の水曜日にこの教会で典礼を行なうのは、古くからの伝統とされてきた。

 ミサの前に、近くの聖アンセルモ教会から宗教行列が行なわれた。諸聖人の連祷や詩編の響きと共に、行列は聖サビーナ教会に向かった。

 教皇はミサの説教で、四旬節への「扉」である灰の水曜日、ヨエル書の「今こそ、心からわたしに立ち帰れ、断食し、泣き悲しんで」(2,12)という主の招き、そして使徒聖パウロの「キリストに代わってお願いします。神と和解させていただきなさい」(2コリント5,20)という真剣な諭しに耳を傾け、罪によって失った神との友情をぜひとも取り戻すよう、回心を強く呼びかけられた。

 さらに、灰を受けることで内面から回心し悔い改め、人間のはかない状態を思い起こすよう、また断食や節制を通して自己の囚われから解放されると共に、み言葉をさらに注意深く受け止め兄弟への奉仕に努めるよう、四旬節の実りある歩みを祈られた。

 そして、灰の儀式に入り、まず自らが額に灰を受けられた教皇は、「回心し、福音を信じなさい」の言葉と共に枢機卿、司教、司祭、修道者、信者の代表の額に灰を与えられた。

 

 

 

 

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