教皇庁四旬節黙想会:
神秘的教会論をテーマに
(2007.3.1)

 

 バチカン宮殿のレデンプトリス・マーテル礼拝堂で、1日、教皇ベネディクト16世出席のもと教皇庁の四旬節黙想会の5日目が行なわれた。

 先月25日午後から始まった黙想会は一週間にわたり、ボローニャ名誉大司教ジャコモ・ビッフィ枢機卿の指導により、連日午前2回、午後1回の黙想が行なわれる。

 この日、ビッフィ枢機卿は「神秘的教会論の必要」「聖パウロの偉大な教会の神秘的解釈」などをテーマに説教を行なった。

 教皇庁の高位聖職者を対象とした黙想会は、教皇ピオ11世により始まった。同教皇は登位後間もない1922年7月、使徒教令「スンモルム・ポンティフィクム」によって聖イグナチオ・ディ・ロヨラを「黙想の保護者」と宣言、1929年12月、黙想についての回勅「メンス・ノストラ」の中で、教皇庁において毎年黙想会を開く旨を述べている。

 以来、わずかの中断を除いて、バチカン内で毎年降誕祭前に黙想会が開かれていたが、パウロ6世はこれを復活祭前に行なうようにした。

 黙想会の指導にあたる聖職者は、枢機卿、司教、神学者、修道会関係者など毎年様々な分野から選ばれる。ビッフィ枢機卿は1989年にも指導を務めている。

 

 

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