先月末から行なわれていた教皇庁内の四旬節黙想会が、３日午前終了した。
教皇ベネディクト16世は終了の挨拶で、この一週間の黙想は、ミサの奉献文前の叙唱前句「心をこめて神を仰ぎ」「賛美と感謝をささげましょう」という招きが決して形式的なものではなくまさに「本質」であることを思い起こさせ、実際に心を神に向かって高く押し上げることの重要さを教えてくれたと話された。
また、今機会を通し、キリストにより大きな勇気をもって従い、教会をより深く愛するための助けを得ることができたと述べ、黙想指導を務めたイタリア・ボローニャの名誉大司教ジャコモ・ビッフィ枢機卿に参加者を代表し心からの感謝を表された。
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