教皇庁の四旬節説教会:
「心の清さとは」を考える
(2007.3.9)

 

 バチカンで9日、教皇ベネディクト16世出席のもと、高位聖職者を対象とした四旬節の説教会が行なわれた。

 先日終了した四旬節黙想会と同様、復活祭前の説教会は教皇庁内の毎年の恒例となっている。

 今週から始まった説教会は聖週間に入るまで、毎金曜日行なわれる。

 第1回目が行なわれたこの日、教皇付説教師ラニエーレ・カンタラメッサ神父は、「心の清い人々は幸いである」をテーマに説教し、「心の清さ」とは何であるかを問い直す考察を行なった。

 カンタラメッサ神父は、「清さ」とは「不純な行いをしないこと」と一般に捉える傾向があるが、イエスの言う心の清さとは、単なる一つの徳ではなく、すべての徳に伴うべき特質であると述べ、心の清さの対極にあるものとして、イエスが強く批判し続けた「偽善」を示した。

 偽善とは神を二番目に置き、自分の立場を第一に考えることであると述べた同神父は、心の清さをはじめ、真福八端の精神とは、イエスご自身の姿に完全に表されていると説いた。

 

 

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