「聖体はキリスト者の喜びの源泉」
教皇、使徒的勧告を紹介
(2007.3.19)

 

 教皇ベネディクト16世は、18日、ローマのカサル・デル・マルモ少年院の訪問を行われた後、正午にアンジェラスの祈りを信者と共に唱えられた。

 ミサの入祭唱が「歓べ(レターレ)、イスラエルよ」という言葉で始まることから「レターレの日曜日」と呼ばれる四旬節第4主日、典礼は信者たちをキリストの罪と悪に対する勝利の日、復活祭が近づいていることへの喜びに招いていると、教皇は述べられた。

 キリストが地上を旅する私たちに霊的食物として遺してくださった聖体こそキリスト者の喜びの源泉であると指摘された教皇は、2005年10月の聖体をめぐる世界代表司教会議の成果を受け、先日発表された使徒的勧告「サクラメントゥム・カリターティス(愛の秘跡)」を紹介。

 そして、この文書が聖体の神秘における普遍の教会の信仰を強調し、第2バチカン公会議と先代教皇パウロ6世、ヨハネ・パウロ2世の教えを継続すると共に、教皇の先の回勅「デウス・カリタス・エスト」と結びつきを持って起草されたことを明らかにされた。

 キリストは聖体においてその愛を私たちに与えようとされ、私たちがキリストの中に留まることができるように、キリストは聖体において私たちの間に留まることを選ばれたと教皇は述べ、聖体によってキリストの愛が私たちの中に与えられることで兄弟たちのために命を捧げる力を得る、ここからキリスト者の喜び、愛の喜びが湧き出るのであると説かれた。

 最後に、翌19日にご自分の洗礼名でもある聖ヨセフが祝われることを思い起こされた教皇は、「聖体に生かされた女性」マリアの傍らで、贖い主の保護者としての使命を果たした聖ヨセフに、神の民が信仰のうちに聖体の神秘を生きることでキリストの愛に満ち溢れ、その実りとしての喜びと平和をすべての人類に広めることができるようにと祈られた。

 

 

 

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