教皇ベネディクト16世は、24日、欧州連合司教評議会主催の会議参加者とお会いになった。
同評議会は、欧州連合(EU)の基礎となったローマ条約調印50周年を記念し、23日より「ローマ条約50年、明日のヨーロッパに向けての意義と展望」をテーマとした3日間の会議をローマで開催。欧州連合加盟各国の司教協議会代表や教会運動関係者が参加した。
教皇は会議参加者への挨拶で、欧州の歴史・文化・倫理的アイデンティティーの基礎にあるキリスト教の価値を忘れることなく、正義と連帯に満ちた、人間の尊厳が真に尊重される社会を築き、その精神をもって第3千年期のヨーロッパにおける文化を豊かに促進して欲しいと願われた。
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