聖木曜日:
教皇による聖香油のミサ
(2007.4.5)

 

 復活祭直前の木曜日「聖木曜日」を迎えた5日午前、教皇ベネディクト16世による聖香油のミサがバチカンでとり行なわれた。

 聖香油のミサは、聖木曜日に各教区の司教座聖堂において司教と司祭によって共同司式されるもので、この中では司祭の約束の更新と司教による聖油の祝別が行われる。

 この朝、聖ペトロ大聖堂の祭壇のまわりは、ローマの司教である教皇と共にミサを捧げるために集った同教区内の司祭らの白い祭服で埋まった。

 ミサの説教で、「洗礼を受けてキリストに結ばれたあなたがたは皆、キリストを着ている」(ガラテヤ 3・27)という聖パウロの言葉を引用された教皇は、洗礼によって、また叙階によってキリストの愛をまとった私たちは、闇に打ち勝つ主の光をそれぞれの使命の中で証ししていかなければならないと説かれた。

 この後、司祭たちは叙階の日の約束を新たにし、参加者一同はすべての司祭のために祈った。

 続く聖油の祝別の式では、洗礼志願者用聖油、病者用聖油、そして堅信などに用いる聖香油の3種の聖油が教皇によって祝別された。この日祝別された聖油は、教区の各教会に分配される。

 教会の典礼の頂点である「聖なる過ぎ越しの3日間」に入るこの日の午後、「主の晩餐」のミサが教皇によってラテランの聖ヨハネ大聖堂でとり行われる。

 

 

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