2日、教皇ヨハネ・パウロ2世の帰天からちょうど2年を迎えた。
この日、バチカンとローマ教区などで様々な追悼行事が行なわれた。
午前、ヨハネ・パウロ2世の秘書を長く務めたスタニスラウ・ジビッシェ枢機卿による追悼ミサが、同教皇の墓のあるバチカンの聖ペトロ大聖堂地下で行なわれ、ポーランドの枢機卿・司教らをはじめ、多くの教会関係者が参列した。
正午には、ローマ教区の司教座聖堂であるラテランの聖ヨハネ大聖堂で六時課の集いが行なわれ、この中でヨハネ・パウロ2世の列福についての同教区での調査が終了、報告書を教皇庁に提出する段階になったことが荘厳に宣言された。今後、この報告資料は列聖省で審議されることになる。
夕方からはバチカンの聖ペトロ広場において、巡礼者ら参加のもと、教皇ベネディクト16世の司式でミサが捧げられた。
さらに、夜には若者たちによるロザリオの祈りが、教皇の墓前で行なわれた。
同日、前教皇の祖国ポーランドでもミサや祈り、追悼コンサートなどが行なわれた。
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