今年5月に行なわれる教皇ベネディクト16世のブラジル司牧訪問の詳細日程が、バチカンの広報局から発表された。
今回の訪問はブラジルで行なわれる第5回ラテンアメリカ・カリブ司教協議会総会出席を主な目的としたもので、その日程は5月9日から14日までの6日間。
教皇は5月9日(水)午前ローマを出発され、現地時間夕方サンパウロに到着、空港での歓迎式に臨まれる。
10日(木)午前中から昼頃にかけてサンパウロ市内において大統領への表敬訪問、キリスト教諸教会と諸宗教関係者との会見を行なわれ、夕方からスポーツ競技場で若者たちとの出会いを持たれる。
翌11日(金)教皇はサンパウロ市内でミサを捧げられ、その中で福者フレイ・ガルヴァンの列聖式を行なわれる。夕方、ブラジルの司教団とお会いになった後、アパレシーダに向かわれる。
12日(土)午前グアラチンゲタへの短い訪問から戻られた後、ラテンアメリカ・カリブ司教協議会の司教らと昼食、夕方にはアパレシーダの巡礼聖堂でブラジルの司祭・修道者・助祭らとロザリオの祈りの集いを持たれる。
13日(日)午前アパレシーダで第5回ラテンアメリカ・カリブ司教協議会総会の開会ミサ、午後には同会議に出席される。そして同日夜サンパウロに戻られた教皇は、空港での送別式の後、ローマへの帰途につかれ、イタリア時間14日(月)正午過ぎローマにお戻りになる予定。
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