教皇ベネディクト16世の80歳の誕生日を祝うコンサートが、16日夕、バチカンのパウロ6世ホールで行なわれた。
シュトゥットガルト放送交響楽団によってジョヴァンニ・ガブリエリ、モーツァルト、ドヴォルザークの作品が演奏されたこのコンサートは、クラシック音楽を愛され、ピアノ演奏に親しまれる教皇にとって素晴らしい贈り物となった。
演奏終了後、教皇は楽団のメンバーはもとより、独バーデン・ビュルテンベルグ州(州都:シュトゥットガルト)の行政代表や、コンサート企画に携わった南西ドイツ放送(SWR)関係者、そして会場の人々に深い感謝を表された。
出身国も様々な演奏者の顔ぶれに実に音楽の普遍性を見る思いがすると述べた教皇は、音楽という美の共通言語は地上のすべての善意の人々を一つにし、神を源泉とする究極の善と美に心を開かせることができると話された。
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