教皇ベネディクト16世は、18日午後、国連の潘基文事務総長をバチカンに迎えられた。
潘事務総長は、就任後まもなくアフリカ、ヨーロッパ、中東を歴訪中。
教皇と同事務局長との会談では、多角的交渉への信頼回復と文化間の対話の強化が共通のテーマとされたほか、現在の国際情勢についても意見が交換された。
また、国家間の闘争解決と調停のための国連の働きに、カトリック教会と教皇庁がそのアイデンティティーを活かし貢献できるようにと願われた。
同事務局長は、この後、教皇庁国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿と、外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会談を持った。
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