教皇ベネディクト16世は、9日、ブラジル司牧訪問に出発された。
このたびの訪問は、2005年のドイツ(ケルン)、2006年のポーランド、スペイン(バレンシア)、ドイツ(バイエルン州)、トルコに続く6回目の海外司牧訪問(イタリアを除く)となる。また、大陸を越える訪問としては今回が初めて。
この日午前9時すぎ、教皇はローマから特別機でサンパウロに向けて発たれた。グアルーリョス国際空港への到着は現地時間の同日午後4時半頃を予定している。
今回の教皇のブラジル訪問は、第5回ラテンアメリカ・カリブ司教協議会総会の開会ミサの司式を主な目的としたもので、日程はこの日から14日までの6日間。教皇は滞在中、アパレシーダでの同総会への出席のほか、サンパウロでの若者たちとの出会いや列聖式、グアラチンゲタの青少年更生支援共同体の訪問などを行なわれる。
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