教皇ベネディクト16世は、13日、ブラジルのアパレシーダで第5回ラテンアメリカ・カリブ司教協議会総会の開会ミサを捧げられた。
ラテンアメリカ・カリブ司教協議会総会は、1955年、教皇ピオ12世によるラテンアメリカ司教評議会の創立の年にリオデジャネイロで行なわれた会議が初めとなった。
続いて、第2バチカン公会議後のラテンアメリカの教会を考える第2回総会が1968年コロンビアで開催され、教皇パウロ6世が現地で開会式をとり行った。
以来教皇が同総会の開会を行なうようになり、宣教をテーマにした1979年メキシコでの第3回総会、1992年のラテンアメリカでの福音500年を記念したサントドミンゴでの第4回総会には、教皇ヨハネ・パウロ2世が出席している。
今回の第5回総会は「イエス・キリストの弟子・宣教者、わたしたちの民がキリストにおいて生きられるように:わたしは道・真理・命である(ヨハネ14,6)」をテーマにアパレシーダで5月13日から31日まで行われる。
開幕日午前、開会ミサをとり行われたベネディクト16世は、同日午後には総会会議に出席され、会議全体の指針となる言葉をおくられる。
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