教皇ベネディクト16世は5日間に渡るブラジル司牧訪問を終えられ、現地時間の13日夜、サンパウロからローマへの帰途につかれた。
サンパウロの空港で行なわれた送別式で、教皇はこの訪問で得た感動深く忘れがたい体験を神に感謝され、「ブラジルと希望の大陸ラテンアメリカの人々のキリストにおける深い信仰、ペトロの後継者への愛はいつまでも私の記憶に残るでしょう」と述べられた。
そして、ラテンアメリカという大きな家族の共通善のための人々の努力を神が助けてくださるようにと祈られ、祝福と共にブラジルを後にされた。
教皇はイタリア時間の14日正午過ぎローマに到着後、カステルガンドルフォの離宮へと向かわれた。
教皇は18日午後までカステルガンドルフォに滞在される予定。
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