フィリピンのミンダナオ南部で、10日、イタリア人宣教師が何者かによって誘拐された。
誘拐されたのは、ミラノ外国宣教会のジャンカルロ・ボッシ神父。1980年よりフィリピンでの宣教活動に携わり、数ヶ月前からはパヤオの教会の主任司祭を務めていた。
ボッシ神父はこの朝、ミサを捧げた後、武装した集団に拘束された。現在のところ、犯行声明や要求などは出されていない。
同地域でイタリア人司祭が誘拐されたのはボッシ神父で3人目となる。