教皇、アッシジを訪問
聖フランシスコの回心800年記念に
(2007.6.17)

 

 教皇ベネディクト16世は、17日、聖フランシスコのゆかりの地、イタリア・ウンブリア州のアッシジを司牧訪問された。

 アッシジでは昨年の10月より今年の10月にかけて、聖フランシスコの回心から800年が記念されており、教皇はこの機会に同地への巡礼を希望されていた。

 教皇はこの日早朝アッシジに到着。フランシスコが最初に仲間たちと生活したリヴォトルト、彼が主の声を聞いたサン・ダミアーノ教会、ハンセン病の人に接吻した場所といわれるサンタ・マリア・マッダレーナ教会を経て、聖クララ(サンタ・キアラ)教会に向かわれた。

 同教会は聖クララの聖遺物が安置されている他、サン・ダミアーノの十字架があることで知られる。1205年の夏、聖ダミアーノの礼拝堂にあったこの十字架の前で祈っていたフランシスコは「行ってわたしの家を直しなさい」と話しかける主の声を聞いた。教皇はサン・ダミアーノの十字架の前でしばし祈られた。

 続いて、教皇は聖フランシスコ大聖堂の下の広場でミサをとり行われた。広場や周辺の道にはウンブリア州の各教区やイタリア各地のフランシスコ会系共同体の関係者ら数万人が集った。ミサ中のアンジェラスの祈りの説教で教皇は、「平和の人」フランシスコのように「平和の道具」となるよう人々にアピールされた。

 この後、教皇は聖フランシスコの墓前で祈りの時を持たれた。

 そして、修道院でフランシスコ会関係者との昼食後、教皇はドイツ系クララ会の修道女らとお会いになった。

 さらに、サン・ルフィーノ教会で聖職者らとお会いになった教皇は、最後の目的地、サンタ・マリア・デリ・アンジェリ大聖堂を訪れた。教皇はポルツィウンコラで祈られた後、聖堂前広場で若者たちとの出会いに参加された。

 こうして、実り多い巡礼の一日を終えられた教皇は、夜バチカンに戻られた。

 

 

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