トーゴ共和国の司教らは18日から定期訪問のためバチカンを訪れている。
同国は人口約614万人で、宗教的内訳は、カトリック27.5%、プロテスタント9.5%、他キリスト教9.8%、アフリカの伝統宗教33%、イスラム教(スンニ派)13.7%などからなる。
トーゴにおけるカトリック教会の福音宣教は19世紀末より始まり、現在、国内に1大司教区と6教区がある。
教皇ヨハネ・パウロ2世は、1985年同国を司牧訪問している。
バチカン放送局のインタビューで、トーゴ司教協議会議長のアンブローズ・ジョリバ大司教は、今日の同国のカトリック教会について、平和を推進し、社会・政治動乱の被害者や難民、貧しい人々への援助を積極的に行うなど苦しむ人々に開かれた教会を目指しているほか、イスラム教徒ら、他宗教の人々との友好的な関係を育てていると述べた。
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