難民の保護と支援を呼びかけ
教皇、一般謁見で
(2007.6.21)

 

 教皇ベネディクト16世は、20日、水曜恒例の一般謁見を行なわれた。

 このところのローマは早くも真夏のような高温に見舞われている。厳しい暑さを避けるため、この日の一般謁見はバチカンの聖ペトロ広場の代わりに、聖ペトロ大聖堂とパウロ6世ホールの2ヶ所に会場を変更して行なわれた。

 この日は「世界難民デー」を記念した。命を危険にさらされ祖国から逃避せざるをえない人々への関心が世論の中で薄れることのないようにというこの記念日の主旨を改めて掲げられた教皇は、難民を受け入れることはすべての人々に課せられた人間的連帯の業であると述べられた。

 教皇は特にキリスト者に対し、難民の支援において福音の愛を具体的に示すよう願われると共に、重い試練に苦しむこれらの人々に保護と権利を保証するよう各国の責任者らに呼びかけられた。

 謁見中のカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は初代教会の教父たちの考察として、アレキサンドリアの聖アタナシオ(アタナシウス)司教教会博士を取り上げられ、神の御子の完全なる神性を力強く擁護し正統神学の柱とされたその姿を紹介された。

→ 教皇一般謁見・カテケーシス要約

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