レバノンのフアド・シニオラ首相は、28日、バチカンを訪問し、教皇庁国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿と会談した。
教皇庁広報局によれば、この会談には外務局長ドミニク・マンベルティ大司教も同席し、中東およびレバノンが直面する難しい状況について意見が交換された。
この席では特に中東のキリスト教徒の現状と問題、レバノンの政治的困難と治安上の不安、また危機打開のための努力がテーマとなった。
こうした中で、国家の共通善に貢献するため社会のあらゆる立場の人々の間の対話と、レバノンと中東に対する国際社会のさらなる支援の必要が強調された。
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