教皇ベネディクト16世は、9日より北イタリア・ヴェネト州のロレンツァーゴ・ディ・カドーレでの夏の休暇に入られた。
同日朝、バチカンを後にされた教皇は、特別機で北イタリア・トレヴィーゾのイストラナ空港に向かわれた。空港ではトレヴィーゾ司教やヴェネト州知事らをはじめ、およそ2千人の市民が教皇を歓迎した。
続いて同空港から教皇はヘリコプターで目的地のロレンツァーゴ・ディ・カドーレに到着、ベッルーノ=フェルトレ教区司教や地元の子どもたちに迎えられながら、滞在先となる山荘に入られた。
この山荘では、前教皇ヨハネ・パウロ2世が1987年から1998年にかけ、6度にわたり休暇を過ごされている。
ベネディクト16世は、前年と前々年の夏の休暇をヴァレ・ダオスタで送られたが、ヨハネ・パウロ2世の最初のロレンツァーゴ・ディ・カドーレ滞在から20年目を記念する今年、同地を訪問された。
教皇のロレンツァーゴでの滞在は今月27日までを予定している。
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