教皇ベネディクト16世は、今年5月ブラジルのアパレシーダで行なわれた第5回ラテンアメリカ・カリブ司教協議会総会の関係者らに書簡を送られた。
教皇は同総会の開会式出席を主な目的に5月9日から14日にわたりブラジルを司牧訪問されている。
今回の書簡の中で教皇は、同総会の成果をまとめた最終文書の発表を許可されると共に、聖体の重要性、主日の聖化、信徒や司牧者の育成、ラテンアメリカの宣教などについて、時宜を得た司牧的指標を豊かに盛り込んだその内容を評価しておられる。