教皇、山間の休暇
祈りと読書、執筆の日々
(2007.7.12)

 

 教皇ベネディクト16世は、北イタリア・ヴェネト州、ロレンツアーゴ・ディ・カドーレの山荘での夏期休暇に入られてから4日目を迎えられた。

 ドロミーティ・アルプスの一角、カドーレ地方にあるロレンツアーゴは、標高880メートルの高原地帯に位置する、人口600人に満たない小さな町。なだらかな草原と森林に囲まれた町からは、山々の素晴らしい連なりが四方に見渡せる。

 教皇の滞在する山荘は、緑地帯の中にある白壁の小さな建物で、トレヴィーゾ教区の山の家として使用されているもの。

 教皇の到着初日、カドーレ地方は不安定な空模様に見舞われたが、その後は、変わりやすい山の天候とはいえ、比較的穏やかな日が続いている。教皇はさわやかな山の空気と静かな環境の中で、祈りと読書や執筆の生活をおくられている。

 11日、教皇は、近くの町ロッツォの聖母巡礼聖堂に出かけられ、ロザリオの祈りを唱えられた。

 同日は、聖ベネディクトの祝日であったことから、同じ名を教皇名とするベネディクト16世に多くのお祝いのメッセージが届いた。

 また、この日の夜には、地元ロレンツアーゴの教会で、修復を終えたばかりの18世紀のオルガンのコンサートが開かれた。教皇はこれを機会にロレンツアーゴの人々の温かい歓迎に感謝する書簡を託され、そのメッセージはコンサート中に読み上げられた。

 

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