バチカン図書館は、14日より修復のための閉館期間に入った。
このたびの閉館は、5世紀より図書館・記録文書館として使用されてきた建物の緊急の修復と、資料・蔵書の保存に適した新しいシステムの設置を目的とするもので、再公開は3年後を予定している。
具体的な作業としては、特に莫大な量の蔵書の重みを支える床と、建物全体を支えるヴォールトの強化が行われるほか、写真作業室、また古代の写本など最も貴重な資料を保存する一角の改築が進められる。
バチカン図書館は、3年間の修復を通して世界の貴重な文化遺産の一つであるこれらの資料・蔵書をより良い形で保存し、未来の世代に伝えたいとしている。
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