教皇ベネディクト16世の北イタリア、ロレンツアーゴ・ディ・カドーレの休暇から17日でちょうど一週間を迎えた。
教皇は毎日を規則正しく、祈りと読書や学究に過ごされており、これまで山荘から遠くに出かけられたことはないが、午後、近くの町村の教会に赴き、夕べの祈りやロザリオなどを唱えられるのが日課になっている。
16日夕、教皇はダンタのサンタ・バルバラ教会に出かけられ、祈りの時を持たれた。山荘から教会までの行き返りに出会う市民や登山者らと教皇は親しく言葉を交わされるなど、人々との温かい触れあいも休暇の一部をなしている。
ロレンツアーゴ滞在中の今後の公式行事として、教皇は22日(日)のアンジェラスの祈りの集いのほか、地元聖職者らとの出会いも予定されているという。
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