フィリピンで誘拐の司祭解放
教皇の喜び
(2007.7.20)

 

 今年6月にフィリピンで誘拐されたイタリア人司祭が19日、39日ぶりに解放された。

 ミラノ外国宣教会のジャンカルロ・ボッシ神父(57)は、フィリピンのミンダナオ島で6月10日朝、武装したグループによって連れ去られ、その後、1ヶ月以上にわたり安否が気遣われていた。

 ボッシ神父は1980年よりフィリピンで宣教、貧しい人々に接し、ミサや村落をめぐりミサを捧げ公教要理を教えるかたわら、人々の経済的発展を支援するための活動を行なっていた。

 教皇ベネディクト16世は、この誘拐事件を大変憂慮され、バチカンから休暇のために北イタリアに移られた際も「ボッシ神父のことを考えない日はありません」とその思いを述べ、毎日同神父のために祈ってこられた。

 バチカン報道官のフェデリコ・ロンバルディ神父は、教皇はボッシ神父の解放の知らせを非常に大きな喜びをもって受け取られたと述べた。

 解放されたボッシ神父は、多少痩せたものの、健康に問題はないという。現在フィリピンで静養中の同神父は、20日バチカン放送局の電話インタビューに、監禁生活中も心の平静を失うことはなかったと語ると共に、教皇をはじめすべての人々の祈りと協力に深い感謝を表した。

 

 

vatican radio

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