「核武装解除と原子力の平和利用を」
教皇、原子力機関憲章50年に
(2007.7.29)

 

 教皇ベネディクト16世は、29日、カステルガンドルフォで日曜正午のアンジェラスの祈りを信者と共に唱えられた。

 祈りの前の説教で教皇は、原子力の平和的利用を目的とする国際原子力機関(IAEA)憲章発効からこの日でちょうど50周年を迎えることを指摘され、同機関の目的に完全に同意する教皇庁はその設立当時から加盟し、その活動を支援していることを紹介された。

 50年の歴史の流れは、今日ますます核兵器の拡散を防止し、核武装解除を進め、真の発展と、環境、人々に配慮した原子力技術の平和的利用を推進する必要性を明らかにしていると教皇は強調され、科学技術の知識が常に責任を持って国際法の尊重の下に共通善のために利用されるよう、また神を唯一の父とする兄弟としてすべての人々が平和のうちに暮らせるよう、平和の祈りを捧げられた。

 祈りに続き、教皇はアフガニスタンで武力勢力に拉致された韓国人の人質の解放を強く呼びかける声明を出された。

 最後に教皇は世界各国の参加者への挨拶をおくられ、特に地元カステルガンドルフォの行政・教会関係者と市民らに感謝の言葉を新たにされた。

 

 

vatican radio

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