教皇ベネディクト16世は、北イタリア・ロレンツァーゴ・ディ・カドーレでの滞在終了を前に、26日、地元行政関係者らに挨拶をおくられた。
今月9日から始まったドロミーティ・アルプスの山間での休暇も、翌27日で終わりを告げ、教皇はローマ郊外カステルガンドルフォの離宮に移られる。
カドーレ地方の22市町村の行政代表や警察、森林警備隊員らにお会いになった教皇は、「皆さんの控えめで注意深い、昼夜にわたる協力のおかげで、心身共に休まる忘れがたい休暇を過ごすことができました」と深い感謝の気持ちを伝えられた。
「この地は神の愛の反映としての山々の美しさに取り囲まれていますが、この滞在を通して私は特に人々の優しさ、皆さんの優しさにも常に囲まれていました」と教皇は人々の温かいもてなしと友情を心に刻みつつ、これらすべての関係者にも実り多い夏休みを祈られた。
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