聖マルタの日
バチカン庭園でロザリオの祈り
(2007.7.30)

 

 教会暦で聖マルタが記念された29日の夜、バチカン庭園でロザリオの祈りの集いが行なわれた。

 イタリア半島ではこのところ例年の平均気温を上回る猛暑が続いている。この日のローマも厳しい陽射しが照りつける1日となったが、ロザリオの祈りが始まる午後8時頃にはバチカン庭園にもいくぶん涼しい風が吹き始めた。

 毎年恒例のこの行事に今年もバチカン関係者や信者ら数百人が参加し、広い庭園の緑の間を、ろうそくやたいまつを掲げ祈りを唱えつつ行列した。

 バチカン市国内の修道院「マーテル・エクレジエ」では、1994年の前教皇ヨハネ・パウロ2世による創立以来、異なる観想修道会の修道女たちが5年交代制で祈りの奉仕を続けている。今年の聖マルタの日のロザリオの集いには、現在奉仕中のベネディクト会の修道女らをはじめ、これまで同修道院で生活したクララ会、カルメル会の修道女らも祈りのうちに一致した。

 集いの終わりには、13〜14世紀のフランシスコ会士で宗教詩人、ヤコポーネ・ダ・トーディのキリストの受難と聖母をテーマにした対話式讃歌が朗読された。

 ロザリオの祈りを先導したアンジェロ・コマストリ大司教は、キリストの受難をもっとしばしば黙想し、マリアと共に生活の中で心の巡礼を続けていくよう信者らを招いた。

 教皇ベネディクト16世は、この集いが福音書のマルタとマリアの姉妹のようにキリストの言葉に耳を傾け、兄弟たちのために奉仕することの大切さを観想する機会となるようにと参加者らにメッセージを寄せられた。

 

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