パウロ6世とテオクティスト総主教を思い起こす
教皇、日曜の集いで
(2007.8.5)

 

 教皇ベネディクト16世は、カステルガンドルフォで5日、日曜正午のアンジェラスの祈りを信者らと共に唱えられた。

 長く続いた猛暑も一段落し、過ごしやすい一日となったこの日曜日、アルバーノ湖を見下ろすカステルガンドルフォの町は、教皇との集いを楽しみに訪れた巡礼団や市民でにぎわった。

 祈りの前の説教で教皇は、この日ミサ中朗読されたルカ福音書(12,13-21)とコロサイの信徒への手紙(3・1-5,9-11)を通して、「私たちは物質的な富とどのような関係を持つべきか」を考えられた。

 物質的豊かさはそれ自体は善であっても、絶対的な善ではないと教皇は述べ、それは救いを保証するものではなく時には危険にさらすものであり、イエスの言われるごとく、過ぎ去るこの世の富に心を執着させないことが真の賢明であり徳であると説かれた。

 また翌6日に「主の変容」の祝日を迎えるにあたり、教皇は1978年のこの日にカステルガンドルフォで帰天したパウロ6世を思い起こされ、前世紀の困難に満ちた時代、主と教会に忠実に尽くした同教皇のように、私たちも天に高く眼差しを向け、それぞれの奉仕を続けていくよう招かれた。

 教皇はさらに、先日逝去したルーマニア正教会のテオクティスト総主教を追悼され、神学対話を励ますと共にヨハネ・パウロ2世と歴史的な訪問を交換し、カトリック教会と正教会の関係に前向きな貢献をした故総主教の冥福を改めて祈られた。

 

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