ルーマニア正教会のテオクティスト総主教が、先月30日、92歳で逝去した。
教皇ベネディクト16世は、総主教空位期間の管理責任者であるダニエル府主教に宛てお悔やみのメッセージを送られ、テオクティスト総主教の冥福を心から祈られた。
メッセージの中で教皇は、1999年、ルーマニアを訪問したヨハネ・パウロ2世とテオクティスト総主教との歴史的会見、そして2002年の同総主教のローマ訪問に言及しつつ、ルーマニア正教会とカトリック教会の友好を育てた同総主教を思い起こされた。
8月3日にブカレストで行なわれるテオクティスト総主教の葬儀には、バチカンを代表して教皇庁キリスト教一致促進評議会議長ウォルター・カスパー枢機卿を団長とする使節団が出席する。
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