今年9月に予定されている教皇ベネディクト16世のオーストリア司牧訪問の詳細日程が、3日、バチカン広報局より発表された。
教皇の訪問はオーストリアの著名な聖母巡礼地マリアツェル創立850年を記念して行なわれるもので、その日程は今年9月7日から同9日までの3日間。
9月7日(金)朝、教皇はローマを出発、同日午前中にオーストリアのウィーン・シュヴェヒャート国際空港に到着され、同空港で歓迎式に臨まれる。
ウィーン市内に移動された教皇は、アム・ホーフ広場の聖母像に祈りを捧げ、市民に挨拶をおくられる。また、ユーデン広場にあるオーストリア人のホロコースト犠牲者慰霊碑前で祈られる。
夕方は、市内のホーフブルグで、大統領表敬訪問および外交団との会見を行なわれる。
8日(土)午前、教皇はマリアツェルに向かわれ、巡礼地マリアツェル創立850年記念ミサを同地で捧げられる。午後には、聖職者らと夕べの祈りの集いを持たれ、夜再びウィーン入りされる。
訪問最終日9日(日)の午前、教皇はウィーン市内の聖シュテファン大聖堂でミサを捧げ、正午のアンジェラスの祈りを唱えられる。
午後、ハイリゲンクロイツ修道院を訪問し、さらにウィーン・コンツェルトハウスにおいてボランティア関係者との出会いを持たれた教皇は、ウィーン・シュヴェヒャート国際空港での送別式を経て、ローマにお戻りになる予定。
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