比叡山宗教サミット20周年に
教皇のメッセージ
(2007.8.4)

 

 教皇ベネディクト16世は、京都と大津で3、4日の両日に開催された「世界宗教者平和の祈りの集い」にメッセージをおくられた。

 今年は比叡山宗教サミット20周年にあたる。教皇は主催者、日本宗教代表者会議の名誉議長、天台座主・半田孝淳師に宛てたメッセージで、すべての参加者らと平和への思いを共にされた。

 その中で教皇は、1986年10月27日、故ヨハネ・パウロ2世がイタリア・アッシジで開催した「平和のための祈りの日」に、当時の天台座主・故山田恵諦師が出席し、そのアッシジの精神を生かし、1987年、最初の比叡山宗教サミットを呼びかけたことなどを思い起こされた。

 「平和は神の賜物として、それぞれが取り組むべき課題です」「平和を求める世界の叫びは、家族や共同体の間をこだましながら世界をめぐり、神への祈りとなると同時に、人類家族のすべての兄弟姉妹へのアピールとなるのです」と教皇は記され、参加者らの祈りと協力が神の平和で皆を満たし、暴力の不条理に打ち勝つ平和の理性を証しする決意を強めることができるようにと祈られた。

 この集いには、バチカンを代表して教皇庁諸宗教対話評議会議長ポール・プパール枢機卿と、同次長フェリックス・アンソニー・マチャド師が出席した。

 

 

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