教皇ベネディクト16世は、亡くなったジャン・マリ・ルスティジェ枢機卿を悼むメッセージをアンドレ・ヴァントロワ・パリ大司教に宛ておくられ、偉大な司牧者を失ったフランスの教会と悲しみを共にされた。
メッセージの中で教皇はルスティジェ枢機卿を「神を求め、世界に福音を告げることに熱心であった司牧者」、「キリスト教徒とユダヤ教徒のより兄弟的関係を推進した信仰と対話の人」、「社会のすべての分野に福音をもたらすために自分の資質を惜しみなく捧げた優れた知識人」として思い起こされた。
そして、若者の司牧、司祭と信徒の育成に尽くしたその功績を振り返ると共に、同枢機卿の冥福を心から祈られた。
ルスティジェ枢機卿の葬儀は、10日(金)午前、パリのノートルダム大聖堂でとり行われる。
![]() |
|||
|