教皇ベネディクト16世は、イタリア・リミニで20日開幕した「人民間の友情のためのミーティング」にメッセージをおくられた。
カトリック団体、コムニオーネ・エ・リベラツィオーネが毎夏主催する同ミーティングは、カトリック信者はもとより国籍・宗教を超えた様々な人々が参加し、信仰や社会・国際問題などを話し合うことを目的とするもので、イタリアの重要な教会系イベントの一つとなっている。
第28回目を迎える今年のミーティングは、「真理は、私たちの本来の運命」をテーマに、６日間の日程で400人の発表者を通し118の集会、12の展示会、20の催しなどが行なわれる。
教皇は20日のアンジェラスの祈りの集いで、この日午前タルチジオ・ベルトーネ枢機卿司式のミサでミーティングを開幕したばかりの関係者らに挨拶をおくられ、このイベントが「真理の追求者、すなわち神の追求者である人間」への考察を深めるよい機会となるようにと励ましを述べられた。
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