教皇庁国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿はペルーを訪問、先日の大地震で深刻な被害を受けた市民に教皇ベネディクト16世の励ましの言葉を伝えた。
ベルトーネ枢機卿はペルー国内の聖体大会出席のため同国行きを以前から予定していたが、今訪問は大地震の被災地に連帯を示すというもう一つの大切な使命を帯びたものとなった。
同枢機卿は24日、地震の被害の大きい南西部の都市イカとピスコを訪れ、被災した人々に対する教皇の思いと精神的一致を述べた。
イカ市では地震で崩壊した教会の近くで信者たちのためにミサを捧げ、地震の中で無事に残った幼きイエス像を自らの手で据え直した。
また、ピスコ市でも枢機卿はミサを司式、信者らと宗教行列を行なった。
25日、ベルトーネ師は、第9回ペルー全国聖体大会の開会ミサをとり行った。
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