教皇庁国務長官タルチジオ・ベルトーネ枢機卿は、30日、訪問先のペルーで聖体大会の閉会ミサを司式した。
同枢機卿は第9回ペルー全国聖体大会に出席のため23日から同国を訪問、到着後ただちに先日の地震で深刻な被害を受けた地方を訪れ、教皇ベネディクト16世からの励ましを伝えた。
またこの訪問中、ベルトーネ師は今聖体大会の会場となったペルー西部の湾岸都市チンボテの新しい司教座聖堂の献堂式をとり行った。
30日午後行われた聖体大会閉会ミサにおいて、同枢機卿はペルーを聖母マリアに捧げると共に、500人以上にのぼる大地震の犠牲者の冥福のため、また遺族や被災者のために聖母に取次ぎを祈った。
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