オーストリアへの愛情語る
教皇、出発前の書簡で

(2007.9.7)

 

 教皇ベネディクト16世は、7日から始まるオーストリア訪問を前に、同国の教会に向け書簡を送られた。

 「皆さんの国の素晴らしい風景を私は心から愛しています。子どもの頃の日曜日の散歩のことをいつも思い出します。オーストリアの偉大な文化、そして、親切な国民を愛します」。教皇訪問を待ちわびるオーストリアの教会の会報に宛てた教皇の手紙は、このような言葉で始まっている。

 「オーストリアでは長い世紀にわたって培われ、豊かにされた偉大な文化に出会うことでしょう。しかし、特に現代のオーストリアの抱えている問題にも出会うでしょう。様々な異なる文化や伝統に中にあって、キリスト者であり続けること、信仰を守り続けることの難しさや、そのための苦労などにも出会うでしょう」と、教皇はその手紙の中で現代のオーストリアのカトリック教会が抱える問題にも言及されている。

  教皇はまたその中で、今年創立850周年を記念するマリアツェルの聖母巡礼聖堂に集まる数多くの巡礼者の数からも分かるように、オーストリアの聖母への大きな愛を強調されている。

 「バチカンの私的チャペルには、マリアツェルの聖母像があります。前の教皇様がマリアツェルからローマに持っていらしたご像です。聖務を唱える時、いつもチャペルでしばらくお祈りしますが、その時マリアツェルの神の御母に目を向け祈ります。その時、聖ヨゼフが幼きイエス様に向けたその信頼に満ちた委託の気持ちをも感じ取るのです」と記しておられる。

 

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