教皇ベネディクト16世は、5日、シリア・アラブ共和国のファルーク・アル・シャラ副大統領とお会いになった。
この席でシャラ副大統領は、バシャール・アル・アサド大統領の個人的メッセージを教皇に託した。
教皇と同副大統領の会談では、多くのイラク難民を受け入れているシリア側の努力と国際組織からのさらなる支援の必要が強調された。
また、同国におけるキリスト教徒の現状や問題、中東の様々な危機を乗り越えるためのシリアの役割の重要性などがテーマとなった。
この後、シャラ副大統領はバチカン国務省外務局長ドミニク・マンベルティ大司教とも会談した。
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