教皇ベネディクト16世は、バチカンで26日、水曜恒例の一般謁見を行なわれた。
9月下旬に入ってからローマは過ごしやすい天候が続いている。この日、聖ペトロ広場で行なわれた謁見には、世界各国の巡礼者およそ2万人が訪れた。
謁見中のカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は前回に続き聖ヨハネ・クリゾストモ司教教会博士の考察を行なわれ、特に同聖人がコンスタンチノープル司教となってからの生涯を取り上げられた。
巡礼者への挨拶で教皇は、翌27日に聖ビンセンシオ・ア・パウロが記念されることを紹介。愛徳の人、聖ビンセンシオに倣い、若い人たちは未来を隣人への寛大な奉仕のために計画するよう、病者は苦しみの中にキリストの慰めを見出すよう、そして新婚の人々は家庭の中で貧しい人たちへの関心を育てるようにと願われた。
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