教皇ベネディクト16世は、４日、イタリア共和国の新大使とお会いになった。
イタリアのアントニオ・ザナルディ大使は、このたびバチカン宮殿に教皇を公式訪問し、信任状を提出した。
新大使を温かく歓迎された教皇はその挨拶で、イタリアと教皇庁の深い結びつきと政教分離の原則を確認されつつ、イタリア社会全体に善を推進するための両者の実り多い協力関係を強調された。
また、イタリアが国際社会において平和と人権擁護、連帯した世界構築のためにこれからもさらに貢献することを望まれた。
教皇はイタリアの保護聖人、この日記念されたアッシジの聖フランシスコと、シエナの聖カタリナ、そして聖母マリアに、同国と国民を託して祈られた。
|
|||
|
