教皇ベネディクト16世は、バチカンで6日、オーストリアのアルペンスキー代表チームとお会いになった。
選手たちへの挨拶で教皇は、9月に行なわれたオーストリア司牧訪問を喜びをもって思い起こされた。
スポーツは自分の才能といのちが神からの賜物であることを理解するのを助けると述べた教皇は、人間の尊厳に奉仕し、人間の成長を推進するものとしてスポーツ活動の重要さを強調された。
スポーツが高いレベルのものであっても結果の追求だけを目的とせず、忍耐、努力、規律といった体と精神の内的調和、正義、自分の限界の認識、他人の尊重をも日々の鍛錬の中で学び、青少年の模範として貢献して欲しいと選手らに期待された。
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