教皇ベネディクト16世は、バチカンで10日、水曜恒例の一般謁見を行なわれた。
謁見中のカテケーシス(教会の教えの解説)で、教皇は初代教会の教父の考察として、4世紀の偉大な司教で、異端に力強く抵抗し人々を真理に導いた、ポワティエの聖ヒラリオ(ヒラリウス)を取り上げられた。
また教皇は、カトリック教会・正教会合同神学対話国際委員会・第10回全体会議がイタリアのラヴェンナで現在開催されていることを紹介され、この重要な集いがカトリックと正教会の信者の完全な一致に向けての歩みを助けるものとなるよう、人々に祈りを呼びかけられた。
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