教皇庁移住・移動者司牧評議会(議長:レナート・ラファエレ・マルティーノ枢機卿)が主催するアジア巡礼所担当者会議が15日より長崎で始まった。
3回目を迎えるこの会議は、2003年のフィリピン・マニラ、2005年の韓国・ソウルに続き、このたび日本で開催されることとなった。「巡礼と巡礼地、希望の場所」をテーマに、巡礼・巡礼地における司牧を考え、それぞれの経験を交換し合う。
初日、移住・移動者司牧協議会局長アゴスティーノ・マルケット大司教は、「暴力や流血の闘争が増大する今日、巡礼地は異なる文化・伝統・宗教間の関係と対話を助けるものとなりうる」と挨拶した。
会議は17日まで。この間、長崎教区の見三明大司教はじめ、各国の代表が講演を行なう。
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