高齢者医療の現場における司牧をテーマにした国際会議が、15日よりバチカンで開催されている。
教皇庁保健従事者評議会主催のこの会議には、世界60カ国以上から医療関係者・専門家らが参加、17日まで発表・討論が行なわれる。
初日には、高齢者医療の現状が、老人医学・社会・歴史・神学・司牧などの観点から広く分析された。
会期後半は、地域・文化・宗教も様々な世界各国の高齢者医療専門家の見解・経験をも交えながら、今、高齢患者の心身のケアに必要とされていることは何かを話し合い、その司牧的対応を、宗教・医学・社会政治・家庭・地域・ボランティアなどの立場から考えていく。
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