韓国の司教団は、26日より定期訪問のためバチカンを訪れている。
韓国におけるカトリック信徒は約5百万人、人口のおよそ10.9%を占め、国内のキリスト教徒数はアジア諸国で有数の人口を擁している。カトリック教会の成人受洗者数は年間10万人を超え、司祭・修道者への召命も高い。
同国の教会は人工妊娠中絶、死刑制度、人クローン胚作成、戦争・武装などの問題に第一線で反対を唱えてきたほか、朝鮮半島の和解推進にも常に積極的に携わっている。
韓国司教団のバチカン訪問は12月4日まで。同月中旬からは、日本の司教団の定期訪問が続く。
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